コンテンツマーケティングの費用の相場は?/その内訳を詳しく解説 お薦めの制作会社10選もご紹介

右肩上がりの赤い矢印と積み上げられたコイン

マーケティングの先進国であるアメリカにおいて、「コンテンツマーケティング」という施策が盛り上がりを見せ始めたのが、2010年代はじめでした。それに遅れること5年、日本においても、新たなマーケティング手法として注目を浴びます。

当初は、自社サイトに、ビジネス系のブログ記事を多く掲載し、自社の認知度を上げることと認識していた企業が大半だったのではないでしょうか。ただ単に、「マーケティングのトレンドだから」と他社に追随し、オウンドメディアを起ち上げたものの、確かな効果を感じることもなく、施策を打ち切った企業のケースは枚挙にいとまがありません。

ブログ記事を量産すること自体は間違ってはいませんが、それがコンテンツマーケティングの全てではありません。コンテンツの制作と公開は、施策の一部でしかないのです。

コンテンツマーケティングを端的に述べると、コンテンツの力で、自社のターゲットとする顧客との関係を良好に保ち、こちらが期待する行動を、ターゲットに取らせるマーケティング手法、ということになります。

「期待する行動」とは、企業にとってのCV=コンバージョンを意味します。
B to CビジネスにおけるECサイトであれば、サイト上での商品購入。B to Bビジネス、及び、B to Cでも、戸建てや不動産、高額な金融商品であれば、問い合わせフォームへの個人情報の入力、セミナーへの参加申し込みなど、様々です。

オウンドメディアを起ち上げ、コンテンツマーケティングを開始してから、
一定の成果を上げるまでには、ある程度の時間が必要であり、良質なコンテンツの作成、SEO対策など、それなりのスキルと知見を備えた人材が欠かせません。

大手企業ならともかく、中小企業や個人事業主では、社内に十分な人員を確保することはあまり現実味がありません。

社内に足りないものがあれば、外部から補充するしかないのです。
そこで、コンテンツマーケティングの支援を行う、外部のサービス業者に施策の一部、あるいは全部を委ねるという考え方が浮上する訳ですが、問題は費用です。

今回は、コンテンツマーケティングを開始・運営する上で、どの程度の予算を見込む必要があるのか、費用の相場などについて、詳しく解説します。

この記事の目次

コンテンツマーケティングにおけるオウンドメディアとは?

コンテンツマーケティングにおけるオウンドメディアとは?

コンテンツマーケティングは、オウンドメディアを起点に、自社がターゲットとする顧客に向けて、有益な情報をコンテンツとして発信し、自社の認知拡大、商品・サービスへの興味喚起を通じて、最終的には購買行動に繋げることを目的としています。

企業におけるオウンドメディアとは、自社が持つ情報発信ツール全てを指します。広義には、コーポレートサイトを代表とするWEBメディア、メール、会社案内やチラシなどの紙媒体、営業担当者が持ち歩く営業ツール、セミナーや説明会など、多岐に渡ります。ただ、一般的には、コンテンツマーケティングの実施に必要なオウンドメディアといえば、WEBサイトを指します。従って、本稿でも、「オウンドメディアの起ち上げ」とは、コーポレートサイト及び、専用サイトの構築と捉えることにします。

コンテンツマーケティングの実施内容に伴い、費用は変わる

コンテンツマーケティングの実施内容に伴い、費用は変わる

コンテンツマーケティングの予算組みに際しては、かかる費用は施策の目的と実施内容により、金額は異なることを考慮してください。

単発の記事作成のみを請け負う企業から、月額で企画の立案から戦略設計、コンテンツ作成、サイト運営、コンサルティングまでを代行する会社まで、多種多様です。

ここでは、月額費用の設定を行っている企業にスポットを当て、大まかな費用の相場ごとに分けて、目的とサービス内容について見てみましょう。

月額10万円以下の場合

既にコーポレートサイト、あるいは専用のWEBメディアなどのオウンドメディアを構築しており、施策の目的や運営方針も固まっている企業が、テキストベースの記事作成を依頼したい、という場合の費用の相場です。

単に、サイト内のブログ記事のボリュウムを増やしたいのであれば、短期間で安価に記事作成を請け負う代行会社を利用する方が良いでしょう。コンテンツ制作会社の中には、クラウドサービスを利用して、多くの書き手を登録させ、クライアントの求めに応じて、安価で大量の記事を提供する業者も多く存在します。

ただ、この「書き手」は、プロのライターが請け負っている場合や、会社員や学生、専業主婦等が片手間に行っているケースまで、実に多様です。そして、文章の質についても、確かなデータに基づき、しっかりとした文章力を担保した記事からそうでないものまで、玉石混交です。

記事の作成を外部に依頼する場合、どのような目的でオウンドメディアを運営するのかを、明確にすることが重要です。それにより、確保するべき記事の質も異なり、当然ながらそれに伴い、費用も変動するからです。

月額10万円から30万円程度の場合

自社の取り扱う商品・サービスが、医療や健康、美容に関わるものである場合、記事の内容には注意を払う必要があります。文章の中に、事実に基づかない内容が含まれていたり、薬事法や医療法に抵触する表現があると、公開後にトラブルを招く恐れがあります。そのようなことを回避する意味でも、記事の質にはこだわり、ある程度の費用はかけてでも、良質なコンテンツを確保する方が好ましいでしょう。

B to Bビジネスに多く見られるように、最近では専門的な分野に特化して、高度な内容を扱うオウンドメディアも増えました。そのような企業からの高品質なコンテンツのニーズに対応するために、社内にその分野の専門家を擁して、記事の執筆、もしくは監修を任せることで、記事コンテンツの質を担保している代行会社もあります。

月額30万円から50万円

コンテンツマーケティングの目的に照らし合わせると、記事を作成して公開すればそれで終了、でないことはお分かりでしょう。コンテンツの力で、ユーザーに何らかの行動を起こしてもらうことが、この施策の重要な部分です。

自社サイトに訪問したユーザーが、サイト内でどのような行動を取ったかを調査することを「アクセス解析」と呼びます。訪問者がどのようなキーワードで検索し、サイトへはどんな経路で訪れたか。また、コンテンツに何人アクセスしたか、加えてサイト内での滞在時間や離脱率など、PV数やUU(ユニークユーザー)数といった定量的な数値を交え、ユーザーの行動を細かく分析するものです。

検索キーワードの選定、記事の作成、コーディング、アクセス解析などの作業が含まれてこの価格帯が多いようです。会社によっては、アクセス解析後の結果を踏まえて、コンテンツ修正まで請け負う場合もあります。

月額50万円以上

この価格帯になると、コンテンツマーケティングの開始から運営まで、施策のほとんど全てを代行会社に委ねたい、という企業向けになります。

サービス内容は、戦略設定、サイト設計・制作、CMS設定、記事作成、アクセス解析とコンテンツ修正などです。このほかにも、SEO対策、動画制作と活用、SNSの運用までを望むのであれば、メニューが増える都度、費用は加算されることになり、100万円を超えるケースもあるので、施策の目的と効果に鑑みて、費用を見極めるようにしてください。

B to B ビジネスにおける大手企業や、一般消費者向けのECサイトなどで、長期的なスパンで大規模な運営を考えている場合は、月額50万円以上の予算は見込んでおく必要があります。

お薦めのコンテンツマーケティング代行会社

お薦めのコンテンツマーケティング代行会社

ここからは、実際にコンテンツマーケティングを代行する企業のうち、お薦めの10社をご紹介しましょう。

株式会社メディックス

株式会社メディックス

東京都千代田区神田神保町を拠点とする株式会社メディックスは、デジタルマーケティングにおける総合コンサルティング、WEBサイトの構築及びセールスプロモーションを専門とする企業です。

提供するサービスは、以下の4つです。

a. 広告・プロモーション
様々なネット広告の集客チャネルの中から、クライアントに相応しい選択を行い、カスタマイズしています。業界特化型の組織によるノウハウと、クライアントごとの解析データをもとに、「クライアントの顧客になり得るユーザーに対し、きちんとアプローチできているか」という視点から、最適な広告・プロモーションサービスを提供します。広告メニューは、リスティング広告、ディスプレイ広告、アフィリエイト広告、フィード広告、SNS広告、動画広告まで、各種取り揃えています。

ことにSNS広告では、SNSを集客メディアとして効果的に活用することを目的に、クライアントの扱う商品・サービスを、それぞれのメディアの特性に合うように調整してから発信。ターゲットにささるようにカスタマイズして、広告クリエイティブの効果を最大化しています。

b.クリエイティブ設計・制作
同社のクリエイティブ制作では、クライアントの商品とユーザーとの接点を創出し、ユーザーの検討レベルを引き上げ、購買行動プロセスの各フェーズに対応し、各施策において高い効果を発揮しています。デジタルマーケティングの全行程において、解析・調査、プロモーション戦略、クリエイティブプランニング、制作までを一気通貫で請け負い、一連の施策を連携させて、ユーザーとの効果的なコミュニケーションを生み出しています。

同社では、コンテンツマーケティングを、クライアントの「新たな顧客の獲得」、「顧客のファン化」のための有効な施策と位置づけ、成功の秘訣は「良質なコンテンツを作ること」と捉えています。施策の第一義を「良いコンテンツを作ること」に置き、そのコンテンツを、FacebookやTwitter、Instagramなどのソーシャルメディアで拡散。各SNSからの被リンクを獲得した後、検索による上位表示を狙い、サイトへの自然流入の拡大に繋げる、というサイクルの実現を目指しています。

メディックでは、「成果を出すまでには中・長期的な視点が必要」という、コンテンツマーケティングの特性を十分に認識しており、初期構築だけではなく、コンテンツ制作、運用、アクセス解析(レポーティング)までを一括してサポート。クライアントのコンテンツマーケティングを、成功へと導きます。

c.解析・分析
WEBサイト上でのデータ解析は、テクノロジーの進化により、「よく見られているコンテンツは何か」、「サイト内で離脱の高いポイントはどこか」、あるいは「どの広告が効果的か」など、細分化が進み、より詳細なユーザー行動の理解を実現しました。しかし、折角のデータ解析も、理解しただけでは宝の持ち腐れというものです。メディックスは、データを見るだけではなく、課題解決のための手法として利用することを模索し、そのためにPDCAサイクルを構築。クライアントの課題に合わせ、データ解析からアクションへと繋げる体系的なサービスを提供しています。

「Google アナリスティクス」や「Adobe Analytics」などの 、WEB解析ツール総合サービスを、選定・導入から運営まで、全ての領域においてサポートしています。 各種ツールの使い方やデータの見方、レポートの作成方法などをレクチャーする講習会の開催や、クライアントのオフィスに常駐して解析作業を支援するサービスも用意しています。

さらには、クライアントが所有する顧客や購買データを活用し、KPIの再設計やLTV=ライフタイムバリュー(生涯価値)の算出、施策に応じたターゲットの抽出を行っています。顧客接点の拡大や改善に向けたデータを分析し、より効果的なコンテンツマーケティングの施策設計を支援します。

d. B to B マーケティング支援
同社は1998年に、企業向けIT製品情報サイト「キーマンズネット」の営業と制作支援を手掛けて以来、20年以上に渡り、B to B 特化部隊としての経験とノウハウを積み重ね、400社以上のB to B 企業のマーケティング支援を行ってきました。

デジタルマーケティングが複雑化し、手法が多岐に渡る現在。色々なマーケティング手法を組み合わせ、「適切な情報を、適切な方法・タイミングで提供」し、顧客とのコミュニケーションをより深めることが肝要です。同社では、顧客との理想的なコミュニケーションを効果的・効率的に実現するツールとして、「MA=マーケティングオートメーション」に注目。B to B 領域専門の部隊が、MAの導入・活用を支援することにより、クライアントのデジタルマーケティングの最適化や、インサイドセールス及び営業活動の効率化を実現します。

e. マーケティングDX
WEBマーケティングの分野でも、従来のようなWEB広告データ、WEB行動ログ、顧客データ、購買履歴などを個別に分析して、部分的な活用にとどめるのでは不十分です。各データを可視化して統合し、一貫したデータ分析、及び分析結果に基づく施策を展開する「マーケティングDX=マーケティングトランスフォーメーション」が求められているのです。

「M-DATA(エムデータ)」は、顧客心理や行動を正確に読み解き、予測・施策に活かすとこで、マーケティングDXをワンストップで実現するソリューションです。同社ではこのツールを活用することにより、データの取得、統合、可視化、分析、施策展開の各領域で、導入・施策立案・運用までをトータルにサポートし、事業KPI及びマーケティングKPIの効果を最大化しています。

「株式会社メディックス」
https://www.medix-inc.co.jp/

株式会社グルコム

株式会社グルコム

株式会社グルコムは、東京都多摩市に本拠を置く、WEBサイト制作及び、コンテンツマーケティング施策代行会社です。2007年の創業以来、16年に渡り、800社以上のサイト制作実績を誇ります。

同社では、オウンドメディアの土台となるサイトの制作、サイトへの集客から見込み顧客の開拓、さらには既存顧客との関係構築・維持を実現するために、一気通貫でサービスを提供しています。そのために、提供するサービスを、【WEBサイト制作】、【ウェブマーケティング=集客】、【リードナーチャリング】の3つに分類し、きめ細かい対応を心掛けています。

【WEBサイト制作】
クライアントサイト専用のキーワードの調査・作成、内部SEO対策など、集客・リード育成の土台となるWEBサイト制作を手掛けます。
「集客・戦略的ウェブ制作プラン」
55万円~

【ウェブマーケティング=集客】
リスティング広告、コンテンツマーケティング、記事作成、内部SEO対策、コンバージョン改善など、見込み顧客の開拓のための施策を実施しています。
「マーケティングプラン」
月額4万円~

【リードナーチャリング】
獲得した見込み顧客への継続したアプローチにより、リードナーチャリングをサポート。また、既存顧客に対しては、最適な顧客接点の維持により、関係構築を図ります。具体的には、有益な情報をベストなタイミングで届ける、メールマガジンの企画立案・作成。また、会員サービスの導入を支援するサービスも提供しています。
「サポートプラン」
月額6万円~

「株式会社グルコム」
https://grucom.jp/

株式会社エコンテ

株式会社エコンテ

東京都渋谷区恵比寿を拠点とする株式会社エコンテは、コンテンツマーケティングを主体として、多様なアプローチにより、クライアントの課題解決までの支援を行っています。

クライアントとの丁寧なコミュニケーションを心掛け、収集した情報を客観的に整理。図版やイラストを用いた、分かりやすいサイトデザインにより、依頼側のサイトイメージを具体化していきます。

サービスメニューは、顧客の購買行動ファネルに準じ、各フェーズに応じて最適なコンテンツを作成・提供しています。
【集客】
コラム記事・SEOコンテンツの作成。

【リード獲得】
ホワイトペーパーやeブックなどのダウンロードコンテンツや、LP(ランディングページ)の作成。

【関係構築】
インタビュー記事や、ウェビナー用の資料の作成。

【商談・購入】
事例記事や営業資料、サービスページの作成。

オウンドメディアの運営に必要な、メディア運用戦略、コンテンツ企画・制作、集客施策、コンテンツリリース後の運用、効果測定まで、ワンストップで提供します。

ペルソナの設定、企画立案、コンセプト設計まで、オウンドメディアを成功へと導く基礎部分を、クライアントの抱える課題に沿って、最適解を提案します。また、コンテンツ制作やSEO対策、サイトデザインや開発など、サイト構築・リニューアル時の技術的なサポートも一括して請け負っています。さらには、オウンドメディアの日々の運用、分析・改善なども同時に提案。継続的なメンテナンスを通して、サイトの効果も持続させます。加えて、SNSによるコンテンツの拡散、運用の支援も行っています。

「株式会社エコンテ」
https://econte.co.jp/

ナイル株式会社

ナイル株式会社

東京都品川区に本拠を置く、コンテンツマーケティング支援の実績を豊富に持つ、コンテンツマーケティング代行会社です。

実地の調査・分析に基づき、企画の立案から、コンテンツ作成、施策の実施まで、トータルでのサポート体制を敷いています。

クライアントとなる企業の競合調査、ポジショニングマップの作成や戦略立案により、効果的なマーケティング手法を確立しています。

競合調査では、クライアントの競合社のWEBメディアを調べ、クライアントが競合社に勝る点、劣る点を調べ上げます。その結果を反映して、競合社との差別ポイントとしての流入キーワードを探り出すのです。競合調査の結果を踏まえてポジショニングを行い、戦略の方向性を打ち出していきます。

また、ユーザー調査では、定量データだけではなく、ユーザーヒアリングによる定性データの収集にも力を入れています。定量・定性の両方のデータからバランスを見て、ペルソナを設定しています。

コンテンツマーケティングでは、思い描いたような効果を上げるには、長期的なスパンでのコンテンツ作成・発信が可能な体制の構築が必須です。高品質なコンテンツを継続して提供するために、しっかりとした組織体制作りの支援も行います。多数の実績豊富な編集者、クリエーターが、コンテンツ作成にあたっています。

作成・公開したコンテンツを最適化するために、徹底した効果測定を実施。CV貢献調査や検索結果順位、滞在時間など、あらゆる角度からコンテンツの質を上げるサービスを提供しています。

「ナイル株式会社」
https://cont-hub.com/

株式会社ウィルゲート

株式会社ウィルゲート

東京都港区南青山に拠点を置くウィルゲートは、コンテンツ制作を専門としています。2006年の創業以来、SEO対応を中心として、サイト設計、コンテンツの流通チャネルの選定、WEBサイトへの集客を目的としたコンサルティングまで、トータルで支援する体制を整えています。

クライアントのサイトに最適なキーワードの選択など、SEOを十分に意識した記事の執筆、及びSEOコンテンツの作成には定評があります。

創業から15年間に渡って培ったノウハウを活かし、SEOの戦略立案から実行、メディアの運営まで、ワンストップでのサービスを提供しています。SEO対策専門チームが、最新のアルゴリズムを分析し、検索エンジンを介しての上位表示、サイトへの自然流入増加を促進させます。

しかし、単にSEO対策を行って自然流入を増やしても、成果に結びつかなければ意味がありません。ウィルゲートでは、サイトへ訪れたユーザーの離脱を最小限に抑えるためのサイト設計など、CVR=コンバージョン率を向上させるためのコンサルティングも同時に行っています。

オウンドメディアの運営を、将来的には内製化したいというクライアントに対しては、SEO研修プランも提供しています。

「株式会社ウィルゲート」
https://www.willgate.co.jp/

株式会社innova (イノーバ)

株式会社innova (イノーバ)

イノーバは、東京都新宿区に拠点を置く、コンテンツマーケティングの企画、制作、運営までを一気通貫で手がける代行会社です。B to Bビジネスにおけるマーケティングサービスを得意分野としており、戦略立案・計画策定、各種コンテンツ作成など、クライアントに合わせた支援を行っています。

コンテンツ制作においては500社以上の実績を持ち、SEO対策記事、インタビュー、メールマガジン作成など、B to Bマーケティングには欠かせないコンテンツを一括して提供しています。

戦略策定においては、クライアントの競合調査、ペルソナ設計、カスタマージャーニー策定、ROIシミュレーションなど、顧客との接点を最適化するためのサービスを提案しています。

イノーバには日頃から、B to Bマーケティングにおける戦略立案、自社にマッチしたコンテンツマーケティングの構築方法、的確な目標設定のやり方など、様々な質問が寄せられています。同社はその答えとして、「伴走型サービス」を唱えています。サイトへの集客による潜在顧客の創出、MA=マーケティング・オートメーションを活用した見込み顧客=リードの育成、インサイドセールスによる商談の創出までを、トータルでサポートします。

「株式会社innova」
https://innova-jp.com/

株式会社 才流(サイル)

株式会社 才流(サイル)

東京都千代田区平川町に本社があり、マーケティングコンサルティング企業である同社は、B to B企業の営業、及びマーケティングにおける課題に取り組んできました。

これまでに、あらゆる業種・業態のB to B企業を支援してきた実績から、培った知見を独自のフレームワークや、チェックリストに反映させ、再現性の高いコンサルティングを実現しました。

クライアントの事業内容、ターゲットとする顧客、競合社に着目し、調査・分析を通して、精度の高い意思決定、施策実行に繋がる提案を行っています。

早くから、オフラインによる施策の限界を指摘し、潜在顧客の獲得から、見込み顧客の育成、営業案件の創出・成約までを視野に入れたオンライン化施策を提案しています。

クライアントの事業概要からターゲット顧客、事業の到達地点、現状での営業施策や過去の実績など、社内に点在するデータを集約して把握し、事業理解に繋げます。販売プロセスを数値に基づいて可視化し、一括管理しています。

さらに、Google Analyticsなどの解析ツールを用いて、広告アカウントデータを踏まえ、クライアントの直面する課題を洗い出し、改善策を見つけ出します。

クライアントの営業担当に同行し、営業ロールプレイングを通して、取り扱い商品の特徴や課題を把握。他社商品を含め、見込み顧客へのインタビューを実施し、クライアントがターゲットとする顧客への理解を深めます。過去の受注企業や、失注企業を定量的に分析し、マーケティングチャネルの選定や、顧客に効果的に作用するメッセージの作成に反映しています。

加えて、クライアントの競合社のサイトやSNS情報を徹底的に調査し、公開しているコンテンツやメッセージを把握。その上で、競合社のプロモーション活動を調査・分析し、どのような施策が成果を上げているかを明確にします。競合社のコンテンツや商品の導入事例を調べ、商品の特徴や強みを的確に捉えて、顧客の購買行動プロセスを理解していきます。

「株式会社 才流」
https://sairu.co.jp/service

株式会社ルーシー

株式会社ルーシー

株式会社ルーシーは、「価値あるコンテンツの制作」を何よりも重視し、マーケティングの中心に据えています。

これまでに支援してきた企業は累計200社以上にも及び、より多くの見込み顧客の獲得、売り上げ倍増を目的に、良質なコンテンツの公開を提案しています。

CV=コンバージョンを獲得するためのコンテンツの作成を優先課題として、綿密なコンテンツを設計しています。ユーザーの真のニーズを抽出してコンテンツに反映することで、問い合わせ件数の増加、売上の向上など、コンバージョンを生み出すマーケティングサイクルを実現しました。

自社で運営するサイト、「バズ部」で培ったノウハウを十分に活かし、「集客」と「コンバージョン」を念頭に掲げ、WEB制作を土台としたCMS=コンテンツ・マネジメント・システム、サイトの保守サービスまでを提供しています。

長期に渡って、サイトの集客を実現するため、SEO対策にも力を注いでいます。制作するサイトには、「サイトマップ」、「パン屑」、SNSを意識した「OGP=Open Gragh Protcol」などを標準装備。また、サイト再現時のスピードを左右する画像やJavaScript、CSSファイルを最適化し、サイトスピードを引き出し、ユーザーストレスを低減して満足度を上げ、コンバージョン率を向上させています。

コンテンツマーケティングでは、「良質なコンテンツ」の確保が最重要課題ですが、それと同じくらい大切なことは、コンテンツの力でユーザーにどのような行動を起こさせるかです。同社では、問合わせや製品の購入など、最終的な到達地点にユーザーを誘うために、サイトにおける最適な動線設計を心掛けています。

CTA=Call To Actionに対しても、同社独自の工夫が見られます。記事を最後まで読んだ読者は、クライアントサイトに関連した事柄に興味を抱いていると捉え、記事下にCTAを設置しています。これにより、ユーザーが記事を読んだ後、CTA内の文章を目にして、CVR=コンバージョン率を上げることになるからです。

オウンドメディアは、継続して運営・管理するためには、相応の労力を必要とします。同社では、サイト制作と同時にサーバー環境も提供しています。広告タグの修正・設置、バナーの作成など、サイトの保守も請け負っています。Google Cloud Platform を活用した、万全なセキュリティ環境を実現しました。

「株式会社ルーシー」
https://lucy.ne.jp/

株式会社CUCTAS (カクタス)

株式会社CUCTAS (カクタス)

株式会社CUCTASは、動画企画・制作を中心とした、動画マーケティングサービスを提供しています。

動画による企業課題の解決を目的とした「MOBAL(ムーバル)」は、ブランディング動画や動画広告、Youtube撮影、企業VP作成など、あらゆるジャンルで、これまでに1,000本以上の制作実績を誇ります。制作経験を通じて培ったノウハウと、各ジャンルに精通したディレクター、アジア17か国1,000名以上のクリエイターとのネットワークを駆使して、成果の出る動画を業界でも最安値水準で提供しています。

日本全国どこからでも、クライントの要望をヒアリングし、動画の企画、撮影、編集から活用方法のアドバイス、動画公開後の分析までをワンストップで行います。

動画の質を担保するために、独自の構成フォーマットを作り上げました。創業当初から蓄積している技術や制作データから、汎用性の高いフォーマットを作成しました。これまでの動画・アニメーション制作で蓄えたスキルにより、独自のプラグインを開発。これらの経験から、制作工数を圧縮することにより、安価でハイクオリティな動画を制作しています。

さらに低価格で迅速な動画制作を望むなら、「動画かえるくん」がお薦めです。デジタルサイネージから、FacebookやInstagramなどのSNSプラットフォームまで、様々な媒体での活用が可能な動画コンテンツを、「最安5万円・最短2営業日」で提供しています。専属のクリエイターが、AI制作ツールを活用して動画作成から編集までを担当。「視聴回数」や「視聴完了率」、「コンバージョン率」など、汎用性の高い動画表現を確立し、ビジネス上の効果を最大化します。

「動画制作の依頼は初めて」の企業担当者には、「VIDEO CROWD」というサービスも提供しています。「動画や映像制作を外注したいがコストが心配」、「安価な動画はクォリティが不安」などの疑問を解消します。独自の制作システムにより、「1本1万円から」という、業界でも最安値水準の動画制作を実現しました。通過率10%未満という、狭き門をくぐり抜けたクリエイターが制作を請け負い、動画の品質を保証しています。世界17か国のクリエイターデータベースの中から、最適な制作スタッフを厳選。動画制作AIや自動作成ツールによる画一的な対応ではなく、生身のクリエイターだからこその、自由度の高い柔軟なやり取りを可能にしました。

同社では、独自に開発したヒアリングシートにより、見積もり作成までのやり取りを簡素化しました。動画作成を発注したら、制作工程の全てをクリエイターに任せ、あとは成果物を待つだけです。独自開発のシステムにより、コンテンツの修正作業は全てオンラインで完結させています。コンテンツの確保に至るまでの、担当者とのコミュニケーションスコストも可能な限り、削減することができます。

「株式会社CACTAS」
https://cactas.co.jp/

株式会社ホットリンク

株式会社ホットリンク

ホットリンクは、TwitterやInstagramを活用した、SNSマーケティング支援事業を専門とする、コンテンツマーケティング代行会社です。

世界中のソーシャルビッグデータを保有し、データ、プロダクト、サービスの3つのレイヤーで、クライアントのSNSマーケティングを支援します。ソーシャルメディアに関連したビッグデータを駆使して、自社や競合社の認知度や、情報伝達経路、口コミ発生要因などを分析。これにより、データドリブンによる原因解析と仮説検証、クライアントに最適なプロモーション提案を実現しました。

コンテンツマーケティングでは、見込み顧客=リードに繋がる潜在顧客を多く獲得する方法として、また、コンテンツを拡散させる手段としても、SEO対策を重視しています。

ところが、検索行動を起こすユーザーは、当初からある事柄に関心を持ち、自ら行動を起こす「顕在顧客」です。ITリテラシーの低い高齢者、自分でも何に興味があるか気付いていない「潜在顧客」は、はじめから対象外となってしまい、企業にとっても大きな機会損失と言わざるを得ません。

同社では、TwitterやInstagramなどのSNSに早くから着目。SNSを含めたソーシャルメディアのユーザーの心を動かす、「ソーシャルメディアマーケティング」を展開しています。ホットリンクでは、ソーシャルメディアにおける、UGC=User Generate Contents 、いわゆるユーザーが生成したコンテンツを重要視しています。

口コミに見られるように、ユーザーが独自に発信したコンテンツは、企業単独では制御不可能です。企業側からすれば、持て余す存在ですが、同社はこのUGCが発生するように仕向け、SEO対策やネット広告では接触できないユーザーへの認知を創出。自社サイトへの集客や、売上増加に繋げる「UGCマーケティング」というメソッドを確立しました。

日本国内で活用されているSNSは、LINE、Twitter、Instagram、Facebookが主流です。同社は、その拡散性とデータ活用による再現性の高さから、Twitterに目を向けました。Twitterは利用者数も多く、情報伝達機能においても優れていることから、まずはTwitterにフォーカスして、UGCが自然発生するように仕掛けています。ただ、Twitter単独では効果が限定的なので、その後はInstagramやLINE、YouTubeなどの他のソーシャルメディアへも働きかけ、さらなる拡張を促しています。

コンテンツマーケティングにおいては、「オウンドメディア」、「ペイドメディア」、「アーンドメディア」は、「トリプルメディア」という戦略を構成する三大メディアです。このうち、記事作成などのコンテンツ作成やSEO対策を手掛ける、オウンドメディア運営を専門とする制作会社や、ペイドメディアを本業にする広告代理店は多く存在します。

しかし、アーンドメディアを専門に事業展開する会社は、多くはありません。ホットリンクは、TwitterとUGCを活用することにより、クライアントの集客の拡大、売上の向上、ブランディングに貢献する支援を行っています。

同社では、国内外のソーシャルビッグデータを背景として、根拠のあるマーケティング施策の提案を行っています。これは、同社が独自開発したツール、「Buzz Spreader Powered by クチコミ@係長」によるものです。

消費者の日常における「生の声」として、国内や海外のSNSの情報を収集して把握。これにより、SNSが普及する以前は実態がつかみにくかった「消費者の社会的行動」、アンケート調査では拾いにくい「消費者のリアルな声」を集約し、分析できるようになりました。

ホットリンクでは、データ分析の専門家を多数抱えています。データの整理や仕分け、統合などを担当する、データサイエンスを専門とする科学者。抽出したデータをデータアナリストが分析し、ユーザーインサイトを予測します。これらの結果をもとに、マーケターがクライアントの最適なマーケティング施策を提案します。ホットリンクの最大の強みは、このようなスペシャリストによる連係プレーであり、ソーシャルビッグデータが持つ潜在力を最大限に引き出し、クライアントのソーシャルメディアマーケティングを強力にサポートしています。

「株式会社ホットリンク」
https://www.hottolink.co.jp/

まとめ:施策の目的と成果を考慮した上で依頼するメニューを選ぼう

まとめ:施策の目的と成果を考慮した上で依頼するメニューを選ぼう

今回は、コンテンツマーケティングを始める上で、外部の企業に依頼した場合、どの程度の費用を見込んでおくべきか、大まかな相場をご紹介しました。

コンテンツマーケティングの施策の目的と状況により、依頼する内容は様々で、当然ですが、それにより費用も異なります。

既に自社のコーポレートサイトか、専用サイトを持っていて、コンテンツマーケティングの目的も運営方針も固まり、記事コンテンツのみを確保したいという場合、月額換算にすると10万円以下で済むでしょう。

ただ記事の内容が、医療や健康、美容に関わるもの、あるいは金融関係の文章であると、内容に事実無根、あるいは各法規に抵触する表現がある場合、思わぬトラブルに巻き込まれないとも限りません。このようなケースでは、ある程度の費用をかけてでも、良質な記事を依頼する方が望ましく、月額10~30万円程度は予算組みしておきたいところです。

さらに、サイトへのアクセス解析や検索キーワードの選定、コーディングまでを望むなら、月額30~50万円の価格帯で、制作会社あるいはWEBマーケティング会社を選んでください。

そして、コンテンツマーケティングの開始から運営まで、施策の全てを外部のプロに委ねたいという向きには、トータルでコーディネイトしてくれる業者を選びましょう。この場合のサービス内容は、戦略設定、サイト設計・制作、CMS設定、記事作成、アクセス解析とコンテンツ修正などが含まれます。

ほかにも、SEO対策、動画制作・活用、SNS運用までを依頼するのであれば、100万円を超えるケースもあります。メニューが増えるほど費用もかさむことになるので、施策の目的と期待する成果に照らし合わせ、依頼する項目も検討するようにしてください。

総合コンテンツ制作会社である弊社には、コンテンツ制作および、SNSを介してのアプローチ方法など、コンテンツマーケティングの効果を最大化させるスキルと知見を有した人材が、多数在籍しております。
お客様のニーズに対応し、最適なコンテンツの作成、オウンドメディアの運営支援を行います。
お気軽に、お問い合わせください。

大庭隆之
大学卒業後、新聞社に勤務。企業へのインタビュー記事作成業務を経たのち、広告制作会社に勤務。退社後は、フリーランスのライターとして活動中。得意分野は、ビジネス、マーケティング、各種マーケットリサーチなど。
コンテンツマーケティングを成功に導く3つのステップ