ブログ・アフィリエイトにおける記事作成の外注方法/具体的なやり方やマニュアルについて解説

テーブル越しに握手するビジネスマンの腕と、それを笑顔で見つめる女性。

インターネットビジネスの中でも、簡単に始められること、初期投資が余りかからないことなどから、サラリーマンや主婦などにも副業として人気のあるブログ・アフィリエイトサイト運営。中には、しっかりとした収益化を見込んで、本業としてサイト運営を行っている方も多くいらっしゃるでしょう。

昨今、インターネットにおける広告手法の高度化・多様化に伴い、ブログ・アフィリエイトを活用したアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を目にする機会も増えました。株式会社矢野経済研究所が2021年2月に公表した「アフィリエイト市場に関する調査(2020年)」※1によると、アフィリエイト市場は2017年の2,528億円以降、右肩上がりに規模を拡大し、2020年度見込みでは3,258億4千億円、2021年度予測は3,669億5千万円、2022年度は4,091億9千万円、2023年度は4,501億円、2024年度には4,951億円2千万と、今後も拡大が見込まれる模様です。

将来的にも、市場の活性化が期待されるブログ・アフィリエイトですが、月に一定の収入を稼ぎ出す人は全体の数パーセントに過ぎません。では、同じように記事を書いて発信していても、稼げる人とそうでない人とに分かれるのはなぜでしょう。

ブログ・アフィリエイトサイトの運営で、収益化を図っている人たちには共通点があります。それは、正しい方法と手順で記事を作成・発信し、その作業を継続していることです。そしてもう1つは、記事作成の工程を外注化している点なのです。

ブログ・アフィリエイトで収入を得るということは、「稼ぐための仕組みを構築すること」と言い換えても良いでしょう。ブログやアフィリエイトの業務は、記事を執筆することだけに留まりません。作業を外注化するということは、「時間を買う」ことと同義です。記事の作成を外部の人間に任せることで、浮いたリソースを他の作業に振り分けることができるのです。

本稿では、ブログ・アフィリエイトサイト運営において、記事作成をどのように依頼するのか、その具体的なやり方について詳細に解説します。

※1 消費者庁「アフィリエイト広告をめぐる現状と論点」(令和3年6月)より抜粋
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/meeting_materials/assets/representation_cms219_210609_05.pdf

この記事の目次

記事作成を外注化することの意義

PCの画面を開いて考え込む女性

そもそも、ブログやアフィリエイトに着手した人は、始めた動機は「自分で記事を書いて、商品・サービスを紹介することにより報酬を得る」ことだったはずです。ではなぜ、記事の作成を外部に依頼することが、「稼ぐ」ことに繋がるのでしょうか。

ブログ・アフィリエイトで稼ぐということは、上述したように、収入を得るための仕組みを構築することです。その一番の核となるのが、「業務の効率化」です。ブログ・アフィリエイトの作業を整理すると、キーワード選定などのマーケティング活動、ASPからの広告選定、記事などのコンテンツ作成、相互リンクによるSEO対策など、やるべきことはいくらでも派生します。全ての工程を1人でこなしたのでは、時間も人的リソースも枯渇してしまいます。

従って、ブログ・アフィリエイトの業務を、自身で取り組む作業と外注に依頼する作業とに分け、効率化を図ることが成功の決め手となるのです。では、記事の作成はどちらに属するでしょうか。

例えばある商品を体験して、その感想を記事にするとしましょう。当該商品を実際に購入し、使い勝手や商品のパフォーマンス、使用後に自身に生じた変化や感じたことなど、「顧客体験価値」をまとめるのはあなたです。そして、その顧客体験価値をもとに、想定した読者に向けて、読みやすく魅力的な表現で文章を紡ぐのが外部のライターの仕事なのです。

この分業体制を確立することにより、記事の質を担保し、必要な記事本数を確保することが可能になるのです。

どのタイミングで記事作成の外注化を検討するべきか?

右肩下がりの折れ線グラフを見て、頭を抱える女性のイラスト

本来、自分で処理するべき作業に、外部の手を借りるということは、当然その分の工賃が発生することになります。ブログ・アフィリエイトサイトで一定の収入を得るまでには、ある程度の期間を要します。記事がGoogleの検索エンジンに評価され、検索結果で上位表示されて、サイトにアクセスが集まるまでには数週間から1カ月はかかりますし、一月の収益の見通しがつくまでには、それ以上の時間を要します。

外注費が収入を上回ると赤字になりますが、サイトを立ち上げた当初は、収入は安定しませんので、記事作成を外注に任せるのはお勧めできません。へたをすると赤字化が慢性的になり、サイト運営が破たんに追い込まれる恐れがあるからです。ではどのタイミングで、記事作成の外注化を意識するべきでしょうか。

始めに一月に稼ぎたい目標金額を念頭に置き、その時点でやるべき作業内容を明確にすることです。ブログ・アフィリエイトでは、運営しているサイト数、記事数、その時点での報酬額と稼ぎたい目標金額に応じて、作業の内容と量が変化します。まずは初報酬を手にするまでは、記事作成は自力で行い、次に月額1万円の収入を目指します。

現実的な目標金額を、月に1~3万円、10万円、30万円の三段階に分類します。そして、サイトの立ち上げから約1カ月で初報酬を得て、3カ月で1万円から3万円、6カ月で10万円稼げるようになるというように、シミュレーションをしましょう。これは、標準的なパソコンスキルのある人が、毎日記事を書いて発信し続けた場合の大まかな目安です。

自分で記事を書いて、月に3万円程度は稼げる自信がつき、執筆は誰かに任せて余った時間と労力を他の作業に向けたい、という意欲が生まれたら、その時が記事作成を外注化するタイミングと言えるでしょう。

記事を外注するための依頼方法

顎に手を当てて考え込む白人男性

ではここからは、記事作成を記事作成代行サービスに依頼する際の、具体的なやり方について見ていきましょう。

クラウドソーシング型サービス

記事作成を外部の会社に依頼する際、2通りの方法があります。
その1つがクラウドソーシング型サービスであり、記事を依頼する側と、仕事の受注したい側とを結ぶ、プラットフォームと考えると分かりやすいと思います。依頼側が案件のテーマを投稿し、サービスに登録しているライターが条件と案件内容とを確認し、応募する仕組みです。応募者が複数人になる場合は、コンペ形式になることもあります。

低価格で記事の作成を依頼できるため、外注費の予算が限られている個人のブロガーやアフィリエイター、中小・零細企業には向いていると言えます。ライターの選定や、進捗管理などに手間や時間を割く必要がありますが、依頼側の意図を理解し、実力のある書き手が見つけられれば、質の良い記事を手にすることができます。

クラウドソーシング型サービスの中には、ライターの人選から依頼できる会社もありますが、追加料金を請求されるケースもあるため、サービス内容を十分に確認し、採算が取れるかどうかを確認した上で利用するようにしてください。

記事作成代行会社

もう1つは、記事作成代行会社へ仕事を発注するケースです。
記事作成代行会社に仕事を依頼すると、原則としてライターを選任する手間はかかりません。代行会社に所属する渉外担当者やディレクターが、依頼側の目的や要求を理解した上で、適したライターを選んでくれるからです。大抵の会社では、独自で設定した基準にクリアしたライターだけと契約し、彼らに対してはライティングスキルに関しての指導も為されているので、執筆作業については安心して任せることができるのです。

また代行会社によっては、記事の執筆を依頼すると、専任の担当者が依頼側の意向を丁寧にヒアリングし、記事の執筆に反映させるほかにも、柔軟に対応してくれるサービスを提供しています。さらには、書き上げた原稿のコピペチェック、誤字・脱字の校正・校閲までしてくれる会社もあります。

当然ですが、クラウドソーシング型サービスに比べれば、その分の料金は上乗せになります。ただ、ご自身のサイトで、美容や健康、あるいは法律・金融など、諸法による規制が定められている商品を取り上げるのであれば、ブログ・アフィリエイト記事にも、扱う情報や表現方法には細心の注意が払われなければなりません。そのような場合、記事の執筆は、上述した記事作成代行会社へ依頼することにより、記事の質も一定の水準が保たれるでしょう。

クラウドソーシング型サービスか記事作成代行会社か、どちらを選ぶべき?

はてなマークを掲げて首をかしげる若い女性

ここまで読まれて、記事作成の外注化には2通りの方法があることは、ご理解頂けたと思います。ではどちらの方法を選択するべきでしょうか。それは自身のブログ・アフィリエイトサイトの、運営方法により異なります。

すなわち、短期間に安価な記事を大量に確保し、ページを検索結果の上位に表示させ、その結果としてサイトへの流入増から、アフィリエイト広告のクリック率、成約率アップを狙うのであれば、クラウドソーシング型サービスを利用すると良いでしょう。

反対に、ある程度の資金と時間とをかけて、ターゲットとする読者に刺さる記事、言い換えると、読者にとって有益で魅力的な記事を入手したいのなら、記事作成代行会社を選択することをお薦めします。

ただ、誤解しないで頂きたいのは、クラウドソーシング型サービスを通じて取得する記事が全て、「安かろう、悪かろう」ではないということです。先に述べたように、クラウドソーシング型サービスは、記事作成を依頼する側と受け手側とを仲介するプラットフォームに過ぎません。確かに、クラウドサービスに登録している人材は、プロのライターから自称ライターまで、玉石混交の状態です。仕事の発注者は、受注者であるライターを選別し、彼らと直に向き合い、やり取りする必要があるのです。それでも、テストライティングや過去の実績を参考にしてライターを慎重に選び、適切な手法で記事執筆を依頼すれば、依頼者の意図を汲み、要望に沿った記事を書いてくれるでしょう。もっとも、記事の質にはこだわらず、とにかく低予算で大量の記事が欲しい、というのなら、この限りではありませんが。

一方、記事作成代行会社は、そのような作業を含めて、記事の納品までの工数を請け負ってくれます。当然、それに見合った費用は発生する訳ですが、それらを差し引いても、時間と労力を節約し、さらに記事の信頼性を担保したのなら、こちらを選択する方が懸命です。

記事の外注を依頼する前にやるべきこと

人差し指を上げる笑顔の女性

ではここからは、実際に記事作成を記事作成代行サービスへ依頼する手順について、説明していきましょう。この項では、クラウドソーシング型サービスを介して、ライターへ直接、記事執筆を依頼する手法について解説します。

記事作成代行会社へ仕事を依頼しようとお考えであれば、この点については大体の流れを把握していれば十分です。なぜなら、大抵の記事作成代行会社であれば、仕事を発注すると交渉担当者、もしくは編集担当者がヒアリングを行い、ライターとの仲介を引き受けてくれます。従って、発注側が記事作成依頼のノウハウを持たずとも、納品までの工程を任せることが可能だからです。

記事作成を依頼する上で、事前にやるべき作業が2つあります。それは、作業工程を細分化して整理しておくこと、そして、記事執筆に際してのマニュアルの作成です。

作業工程の細分化

前述したように、ブログ・アフィリエイトの運営にあたっては、こなすべき作業が山積しています。全ての工程を外注に預けたのでは、後の管理が膨大かつ複雑になるため、得策とは言えません。

ざっと挙げるだけでも、以下のような作業が発生します。
a.記事のテーマ選定
記事作成の根幹と言える部分です。これは、自身のブログ・アフィリエイトサイトで扱う商品・サービスにより様々です。ここで重要なことは、単なる紹介文ではなく、当該商品・サービスの顧客体験をテーマにすることです。実際に商品・サービスを利用してどう感じたか、どのような利益が得られたか。また、その商品・サービスを試した結果、自分の生活にどのような変化が生じたかなど、あなたでなければ会得できない生の体験談、一次情報を元にテーマを選定しましょう。

b.キーワード選定
ブログ・アフィリエイトでは、記事を作成することと同じくらい重要なことは、「誰に読んでもらうか」という点です。ターゲットとなる読者像を明確に定め、その読者が何を望んでいるか、要求を見極めた上で記事を書くことが望まれます。それには、「キーワード選定」が不可欠です。キーワードには、検索者の要望や検索意図が凝縮されているからです。

キーワード選定は、ブログ・アフィリエイト記事の作成や、アフィリエイト広告の出稿においては、最も重要視される工程です。ただ、一口にキーワード選定といっても、人海戦術で莫大なキーワードの中から、サイトで取り上げる商品・サービスに関連性の高い言葉を絞り込むには限界があります。そこで賢く利用したいのが、キーワード選定ツールです。これにより、関連キーワードを短時間のうちに大量に抽出することができます。またその中から、競合の少ないキーワードも選べるため、SEO対策上、効果的なワードの選定も可能になるのです。

c.タイトルと見出しの作成
タイトルと見出しを決めることは、文章の構成を左右することにもなる、重要な工程です。書籍に例えると、タイトルと見出しは目次に相当します。記事の作成においては、「骨格」にあたる部分です。しっかりとした骨組みに肉付けすることにより、論理的で分かりやすい文章が完成するのです。

d.記事執筆に必要な情報の収集
ブログ・アフィリエイトで掲載する記事は、読まれることを想定して書かれるべきです。とは言え、空想小説とは違い、事実無根の情報や、間違ったデータを元に執筆したのでは、後々、広告主にどのような災いが降りかかるか、知れたものではありません。従って、執筆作業にかかる前に、テーマに関連した情報の収集は済ませておきたいものです。

e.記事の執筆
ブログ・アフィリエイト業務の中で、一番、時間と労力を消費する作業と言えるでしょう。ブロガーやアフィリエイターの仕事の、大部分を占める工程でもあります。

さて、上記の作業の中で、どれを外注に任せるべきでしょうか。その選別を行う上での判断基準は、「自分でやるべき作業か」、あるいは「他人でもこなせる作業か」という視点です。

「記事のテーマ選定」は、サイトで扱う商品・サービスの顧客体験価値を前提としているため、あなた自身で行うべきです。「キーワード選定」、「タイトルと見出しの選定」も、意図した記事を望むのであれば、ご自身で作業された方が無難です。ことにタイトルと見出しの選定に関しては、記事の方向性を決定する大事な項目ですから、実績のあるライターと信頼関係を築けるまでは、自らの手で行った方が良いでしょう。

残るは「記事執筆に必要な情報の収集」と「記事の執筆」ですが、これらの作業は外部のライターに任せましょう。ただし情報収集は、リサーチ作業自体は依頼内容に含めても構いませんが、集めてきた情報及びデータは、事実に基づいたものか、ファクトチェックは必須です。リサーチした情報にも責任を持つライターであると、見極めがつけば問題はありません。しかし、初めて依頼する相手であれば、執筆に必要な情報・データはこちらで用意した方が、ライターの負担は軽減されるので、執筆作業はスムーズに進むでしょう。

マニュアルの作成

こちらの意向に沿った記事の仕上がりを期待するのであれば、ライターに指示する際、マニュアルは欠かせません。その記事は誰に向けて発信するべきか、キーワードの解釈、記事の内容で伝えたいポイントなど、予めマニュアルに記載されていれば、ライターとのやり取りは滞りなく遂行できるでしょう。

また、法令順守の観点から避けるべき表現方法の例、テーマや読者層から判断して好ましい文体、文章の末尾は「です・ます調」か「だ・である調」か、トンマナの統一など、レギュレーションをきっちりと定めておきましょう。そうしておけば、こちらがイメージする記事とかけ離れたものは納品されないでしょうし、同一サイトの記事を、複数のライターに同時に依頼した場合でも、仕上りに多少のばらつきはあっても、体裁を整えるのに時間と労力を節約できるはずです。

記事の外注化の流れ

木に水をやる男性のイラスト

事前の準備が完了したら、次は全体のフローを確認しながら、記事作成の依頼を進めていきましょう。

クラウドソーシングを利用して仕事を依頼する

事前の準備が済んだら、クラウドソーシングを利用して、実際にライターの募集をかけます。クラウドソーシング型サービスには、「クラウドワークス」や「サグーワークス」など、日本最大級の規模を誇る大手企業や、中小規模の会社まで、様々なサービスが存在します。ただ、既にそうしたサービスを介して、仕事の募集をかけたものの、「全然、応募が集まらない」、あるいは「応募はあったけど、こちらの希望と違う提案が来た」など、思うような募集がかけられないという声をよく耳にします。これは、クラウドソーシングが機能しないのではなく、仕事の目的や内容が、受注者にうまく伝わっていないことから、引き起こされる可能性が高いようです。

クラウドサービスで仕事の募集をかける際、サービスに登録して募集を開始すれば、すぐに応募者が集まる、というような安易なものではありません。よほどの好条件であれば別ですが、受注する側も案件内容については吟味しているのです。実は、ワーカーを募集するには、幾つかのコツがあります。中には、当たり前に思われる事項もありますが、これを怠ると人材の募集が思うに任せない結果に終わってしまうのです。

a.本人認証の確認を行う
募集をかける前に必ずやっておくことは、「本人認証確認」です。初めて仕事を発注する側は、受注者が仕事をきちんとこなしてくれるかどうか、不安に思うはずです。それは、仕事の受け手側も同様であり、「怪しいクライアントでは?」、あるいは、「ちゃんと報酬を支払ってくれるのかな?」など、疑心に駆られるものです。お互いの素性を明らかにすることで、仕事の発注者と受注者との間で、オープンなやり取りが可能になるのです。

b.仕事内容の目的を伝える
依頼したい仕事の内容はどういうものなのか、それを伝える依頼文面を作る上で大切なことは、募集を閲覧しにきたワーカーに対し、長々と仕事内容を説明するのではなく、仕事の目的を理解させることなのです。これを明確にすることで、目的を達成するために必要なスキルは何かが、ワーカー側にも伝わります。

大概のクラウドソーシング型サービスのサイトでは、募集ページに基本テンプレートが用意されていますが、単に記入するだけでは、仕事内容の説明に留まってしまいます。仕事の目的を伝えるためには、もう一歩踏み込んで、見本となる記事の例を掲載することです。イラストやデザインを依頼する際には、よく用いられる手法ですが、意図する成果物に近いイメージを提示することで、お互いの思い違いを防ぐことができるのです。

c.案件や条件は箇条書きにする
よく、依頼内容を長々と文章で説明する人がいますが、これはかえって逆効果です。文章を読み終えるまでに時間がかかり、要点が伝わりにくいからです。

「ホームページの3秒ルール」をご存知でしょうか?ホームページがブラウザに表示されてから、閲覧者は3秒で読むかどうかを判断しているという通説です。ワーカーは絶えず、好条件の仕事を探しています。大抵、1人のワーカーは、複数のクラウドソーシング型サービスに登録しています。膨大な情報の中から、自分のスキルに見合った仕事を探す彼らに、余計な時間はありません。

従って、仕事の内容を分かりやすく、瞬時に伝えるには、箇条書きにすることです。どんなに好条件の案件でも、読んでもらえなければ応募は来ません。
【箇条書きの例】
案件:「電動アシスト自転車の試乗体験」をテーマとする記事の作成
報酬:文字単価 1.5円/1文字
規定文字数:5,000~10,000文字
納期:採用決定後、2週間以内
納品形態:wordファイルを添付メールにて送信

テストライティングの実施

応募があれば、ライターと直接コンタクトを取り、採用前にスキルを確認する為に、テストライティングを行いましょう。テーマと規定文字数を伝え、あとは自由に文章を書いてもらいます。チェックする点は、「文章の構成はしっかりしているか」、「情報を分かりやすく伝えているか」の2点です。その他にも、文体や文章の癖などを予め知っておくと、採用後の記事作成の依頼が支障なく進められるでしょう。

もちろん、依頼を検討しているライターの実績を見るため、過去に執筆した記事を提出してもらい、職歴なども確認しておくと良いでしょう。

執筆作業の説明

採用が決定したら、いよいよ仕事の依頼です。コミュニケーションの取り方は様々ですが、一般的には「Chatwork」や「Slack」など、ビジネスチャットツールを用いて行います。その際、事前準備で作成したマニュアルを画面に表示し、疑問点は逐一、確認しながら説明すると、双方の見解に齟齬をきたすことを防げます。

記事作成

ここまで終了したら、ライターには執筆にかかってもらいましょう。一旦、作業が開始されたら、ラフが上がってくるまでは、執拗な催促は控えてください。ラフ原稿が上がってきたら、全体の構成と情報の伝わりやすさを確認し、問題が無ければそのまま仕上げてもらいます。細かい文字使いや事実確認などは、納品前の校正・校閲作業で行います。

記事の校正・納品

仕上がってきた記事が、依頼内容に沿っているか、誤字・脱字がないかなどのチェックは、依頼側の作業になります。ただ、一言に記事の構成と言っても、慣れていないと中々に大変で、つい見落としてしまう恐れがあります。記事の品質に完璧を期すのであれば、記事校正を代行するサービスを提供する会社※2もありますので、ご利用を検討してみるのも良いかもしれません。

※2 記事校正代行サービス
「WITH TEAM 記事作成」
https://www.afi-hisyo.com/proofreading.html

記事の納品

記事の校正が完了したら、晴れて記事の納品です。納品形態は、依頼書に記載した通りに行ってもらいます。Wordファイルや、Googleドキュメントなどの形式で納めてもらうのが一般的ですが、信頼のおける受注者であれば、CMSを活用して、ブログ・アフィリエイトサイトの管理画面から直接、アップロードしてもらう方法もあります。

まとめ:自身のサイト運営に則した記事作成代行サービスを選ぼう

ソファに座ってパソコンを操作する男性

今回は、ブログ・アフィリエイトサイトの運営において、記事作成を外注化する意義、どのタイミングで外注化を検討するべきか、また、具体的な仕事の依頼方法について、詳しく解説しました。

本来、ブログやアフィリエイトを始めた人は、その動機は「自分で記事を書いた記事で、商品やサービスを紹介することで報酬を得る」ことだったはずです。それではなぜ、記事をわざわざ外部の代行サービスに依頼するのでしょうか。

ブログ・アフィリエイトサイトの仕事は「紹介ビジネス」であり、記事を想定した読者に効率よく届け、アフィリエイト広告をクリックさせ、その先の成約へと繋げることにより、報酬を得ることが目的です。やるべきことは数多くあり、収益化を図るためには、稼ぐための仕組みを構築することが肝要で、「業務の効率化」が課題となるのです。その視点に立てば、記事の作成を外部のプロに依頼することは、良質な記事を必要な本数だけ確保することが可能になり、ブロガー、アフィリエイターとして収入を得るまでの近道と言えるのです。

ではどのタイミングで、記事作成の外注化を検討するかといえば、自分で記事を書いて、月に3万円ぐらいは稼げる自信がつき、さらにもう少し稼ぎたいが時間が割けないと思い迷った時点で、記事作成代行サービスの利用を考えてみましょう。

記事作成を外部に依頼するには、クラウドソーシング型サービスを利用する方法と、記事作成代行会社に任せるやり方とがあります。どちらを利用するかは、自身のブログ・アフィリエイトサイトの運営方法次第です。短期間に安価な記事を大量に確保したいのなら、クラウドソーシング型サービスで十分です。ある程度の資金と時間とをかけてでも、読者にとって有益で魅力的な記事を入手したいのなら、記事作成代行会社を選択するべきです。

記事作成を依頼する前に、やるべき作業が2つあり、1つは作業工程を細分化して整理しておくこと。もう1つは記事執筆に際してのマニュアルの作成です。この2つを事前に準備しておけば、記事作成の依頼はスムーズに運ぶでしょう。

記事作成を依頼する流れについては、この稿ではクラウドソーシング型サービスを利用するケースをご紹介しました。同サービスはあくまで、仕事の依頼側と受け手側との仲介役に徹しています。従って、実際のライターとのやり取りは、あなたご自身で行う必要があります。ここで解説した手順は基本的なものであり、記事作成代行会社に依頼する場合でも、仕事のフローを把握しておけば、交渉担当者(編集担当者)とのコミュニケーションも密に図ることができるでしょう。

WITH TEAM 記事作成は、お客様のアフィリエイト業務を強力にサポートするサービスをご提供しております。記事やホームページなどのコンテンツ作成、相互リンク代行、成果報酬型のSEO対策などをお請けしております。

弊社には、独自の基準をクリアしたライターが、常時50~60名所属しております。依頼を頂ければ、担当TEAMがお客様のご要望を丁寧にヒアリングして、最適なライターを選びます。

読んで分かりやすい記事や、オリジナル記事を作成するための独自のマニュアルを備え、レベルの高い記事をお客様に提供しております。

独自システムでお客様との意思疎通を図り、ライターや校正スタッフとも連携しながら、ご満足のゆく記事の納品を心掛けております。

お客様はメールで依頼書をお送り頂ければ、あとは担当スタッフが最適なライターを選任。進行管理を徹底し、納期を厳守して確実な納品をお約束します。

ライター・校正者・担当TEAMがワンチームとなり、工程と作業の進捗を一括して管理。依頼内容に確実に沿った記事を1日、1分でも早くお届けできるよう、意識を共有しています。

ライターが書き上げた記事は、弊社が開発した校正ツール「コピペリン」で厳しくチェック。疑わしい箇所が無くなるまで、チェックを繰り返し、完全にオリジナルと判断された記事のみを納品させて頂いております。

基本のオリジナル記事作成プランでは、1文字1円からご対応いたします。また、用途に合わせて選べる、3つのプランもご用意。タイトル作成や納品体裁指定など、無料オプションもたくさん取り揃えております。

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大庭隆之
大学卒業後、新聞社に勤務。企業へのインタビュー記事作成業務を経たのち、広告制作会社に勤務。退社後は、フリーランスのライターとして活動中。得意分野は、ビジネス、マーケティング、各種マーケットリサーチなど。
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