企業のWEBマーケティングに携わっておられる方々は、自社メディアのブログコンテンツをどのように確保していらっしゃるでしょうか。ご自身で、本業の合間に書き溜めている。あるいは、自社の商品・サービスに精通した、開発者や営業担当者に頼み込んで書いてもらっていますか。
コンテンツの力で潜在顧客や見込み顧客を自社サイトへ集客し、最終的に購買行動へと促すマーケティング手法を「コンテンツマーケティング」と呼びます。
コンテンツマーケティングでは、ブログ記事などのコンテンツを、継続して発信することが求められます。オウンドメディアを起ち上げてから最初の半年ぐらいまでは、上記のような手段で記事は調達できるでしょう。ただこれが、半年から1年以上ともなると、記事を作成する担当者も息切れが生じてくるのではないでしょうか。
視線を一転して、個人でブログサイトや、アフィリエイトサイトを運営している方々にお尋ねします。あなたはサイト運営に、どの程度の時間をかけていますか。NPO法人 アフィリエイトマーケティング協会が2022年5~6月に実施した意識調査※1によると、1日にアフィリエイトにかける時間は、1時間以上と回答した人は全体の66.5%に達しています。さらに、一月のアフィリエイト収入別に見ると、月のアフィリエイト収入が20万円を超える人で、1日の作業時間が3時間以上と答えた人が、全体の5割以上という結果が判明しました。
このことから、ブログやアフィリエイトでそれなりの収入を得るには、十分な作業時間をかけることが重要であることが分かります。ブログ・アフィリエイトサイトの運営では、記事を書いて発信する以外にも、やるべき作業は思いのほか多く存在します。そしてこの中で、一番時間を取られるのが記事の執筆なのです。
良質な記事コンテンツ、読者に読んでもらえる記事を長期間に渡って作成・配信するには、一定のスキルと知見を持つ人材が欠かせません。もし、社内にそのような人的リソースが足りないなら、社外に目を向けてみてはいかがですか。
また、個人ブロガーやアフィリエイターの方で、「稼げる記事」を書く自信がないとお悩みの方は、記事の外注化という選択肢も視野に入れてみてはどうでしょう。
そこで今回は、オウンドメディアやブログ・アフィリエイトサイトの運営において、記事の作成を外注化するメリット・デメリット、仕事を依頼する上でのポイントなど、記事執筆を外部のプロに任せる上で、把握しておくべき知識につて解説します。
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※1 「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2022」
https://affiliate-marketing.jp/release/202207.pdf
この記事の目次
作業のどの部分を外注に任せるか
企業のWEB担当者や個人のブロガー・アフィリエイターが、作業の一部を外部の代行会社に任せるということは、端的に言えば、「時間をお金で買う」行為と言い換えることができるでしょう。これは企業であれば、リソースの再配分ということになります。
企業におけるコンテンツマーケティングの状況
Content Marketing Academyは、日本のコンテンツマーケティングの実態を把握するために、2021年末、BtoBビジネス企業のマーケティング担当者を対象に調査を行い、その結果を「CONTENT MERKETING SURVEY 2021-2022 B2B」※2にまとめ、2022年6月に公表しました。
それによると、チーム体制と外注状況について、「チームに専任メンバーは何人いるか」の質問に対し、「1~5名」との回答は全体の56.5%、「専任担当者はいない」との回答も38.9%という結果が得られました。このことから、日本のBtoB企業のコンテンツマーケティング施策は、比較的小規模なチーム体制で運営されており、4割近くの企業が専任者を置かず、兼任担当者が施策を遂行している事実が明らかになりました。
また、「コンテンツマーケティングの運営において外注化はしているか」の問いに対しては、「全てあるいは一部を外注している」と答えた人は、68.7%にのぼりました。
さらに同調査では、外注していると答えた人に、「具体的に何を外注しているか(複数選択可)」について聞いています。コンテンツマーケティングで効果を上げるには、「コンテンツ制作」、「ITツールの導入・運用」、「コンテンツの配信」、「編集プラン」、「コンテンツ戦略」、「効果測定」など、多くの業務が必要になります。そしてこれらの中で、実に回答者全体の63.4%が、「コンテンツ制作」と回答していることが分かりました。
※2「CONTENT MERKETING SURVEY 2021-2022 B2B」
https://2539329.fs1.hubspotusercontent-na1.net/hubfs/2539329/CM_Survey_2021/CM_SURVEY_B2B_2021.pdf
ブログ・アフィリエイトサイト運営における外注状況
先述した、「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2022」では、アフィリエイト収入の増減についても質問しています。それによると、2021年と2022年との比較では、「収入が減った」人の割合は、2021年が17.5%であるのに対して2022年は13.9%と、3.6%減少しています。
さらに、アフィリエイト収入が増えたと回答した人に対し、その理由を尋ねたところ、多くの人が「記事数を増やした」、「ブログの更新を増やした」、「作業量の増加」、「サイト数の増加」を挙げており、稼いでいるブロガー・アフィリエイターの状況が見て取れます。
記事作成を外注に任せ、リソースの再配分を
上記の2つの調査結果から導き出されるのは、コンテンツマーケティングやブログ・アフィリエイトサイト運営に共通して、成果を上げるためにはコンテンツの確保が重要であるという事実です。
ブログ・アフィリエイトにおいては、コンテンツ=記事ということになるでしょう。ただ、コンテンツマーケティングに関しては、コンテンツとはブログ記事はもとより、動画、ホワイトペーパーなどのダウンロードコンテンツ、リアル・オンラインセミナーなど、その形態は様々です。しかし、サイトへの集客を狙ったSEO対策から考えると、ブログ記事の優先順位は1、2を争います。
一口に記事といっても、コンテンツマーケティングで効果を上げるため、ブログ・アフィリエイトで収益化を図るための記事は、素人が一朝一夕で書けるものではありません。コンテンツとは「中身」を意味し、メディアは「器」ということになります。ここでいう中身とは、読者が欲しがる情報に他なりません。読者が要求するような有益な情報を、読みたくなるような記事として執筆するには、一定のライティングスキルと知見を要するのです。
そうした能力と知識を持つ人材を、社内に抱えられるのであれば問題はありません。もしそうでないなら、外部の記事作成代行サービスを利用する、という選択肢が浮上してくるでしょう。
これは個人のブロガーや、アフィリエイターについても同様です。自身で記事が執筆できるなら、全ての作業を自分で行うのも良いでしょう。ただし、調査結果が示す通り、ブログ・アフィリエイトサイトの運営では、稼ぐという前提に立てば、記事数とサイト数を増やし、それに伴い更新数と作業量を増加させることが必須となります。しかし、個人で全ての作業をこなすには、負担が大きすぎます。そこで。作業の一部を外注にまわすことで、作業の効率化を図る訳ですが、問題は作業のどの部分を外注に任せるかです。
ブロガーやアフィリエイターの主な業務は、対象となる商品・サービスに関してのCX(顧客エクスペリメンス)を記事に落とし込み、読者に伝えることです。因みにCXとは、日本語では「顧客体験価値」という用語が使用されており、経営戦略及びマーケティングのコンセプトです。ある商品やサービスの機能・性能といったパフォーマンスと価格のような「合理的価値」だけではなく、購入するまでの過程、使用した印象、購入後の生活における変化など、「感情的価値」を訴求することが重視される考え方です。
収益を上げているブロガーやアフィリエイターに共通しているのは、このCXに着目し、自己ブランドを確立していることです。ここで言う自己ブランドの確立とは、言い換えれば「自分らしさ」に相当します。ブログやアフィリエイト記事で自分らしさを前面に押し出すことにより、その記事を読んだ読者の感情を揺さぶり、購買行動へと駆り立てるのです。
そうであるならば、ブログ・アフィリエイトで重要なことは、記事を自身の手で書くことではありません。自分にしか表現できないCXさえあれば、記事作成自体は外部のプロの手に委ねる方が、効果を最大化できるのです。
記事作成を外注化するメリット
ではここからは、記事作成を外注化することにより、どのようなメリットを享受できるのかについて見ておきましょう。
最大のメリットは「作業の効率化」
企業のオウンドメディアで、コンテンツマーケティングの成果を確かなものにするには、良質なコンテンツをターゲットにどのように届けるか、に焦点を当てる必要があります。WEB担当者の頭を常に悩ませるのが、コンテンツの作成ですが、それと同じくらい大切なことが「どのように届けるか」なのです。
これは、コンテンツマーケティングの戦略にあたる行程ですが、実践するためには、ペルソナ設定、購買行動プロセスの把握とカスタマージャーニーマップの作成、SEO対策、コンテンツ伝達チャネルの選定など、数々の作業が派生します。
Content Marketing Academyの調査結果が示す通り、中小企業の多くがコンテンツマーケティングの施策を、比較的小規模なチームか兼任担当者で行っており、限られたリソースを効率よく振り分けることが喫緊の課題と言えるでしょう。このような状況では、コンテンツの作成を外注化することで、業務の効率化を図ることが何よりも望まれます。こうすることで担当者は、空いた時間で施策の戦略策定に専念できるのです。
一方、ブログ・アフィリエイト運営においても、業務の効率化は避けては通れない命題の1つです。
ブログ・アフィリエイトは、「紹介ビジネス」です。ある企業の商品・サービスを、その企業に代わって「この商品使ってみたけど、とても良いですよ」と記事で紹介し、企業側で用意したLP(ランディングページ)へと誘導し、報酬を貰うまでが仕事です。この仕事の本質は、ある商品・サービスを取り扱う企業と、それらを本当に必要としている人とを結び付けることにあるのです。
ブログ・アフィリエイトの業務を要約すると、「記事を書くこと」と「伝えること」となるでしょう。そして、この「伝えること」が戦略に相当します。記事の読者は誰なのかを想定するペルソナ設定、読者の検索意図を汲み取るキーワード選定、記事コンテンツの企画立案、記事の執筆、サイトへの集客を促すSEO対策、サイトに添付する広告の選定など、やるべきことは山積みです。
ざっと挙げた行程の中で、時間のかかる作業、ご自分でなくてもできる仕事は何でしょう。それは、記事の執筆です。先にも述べた通り、ブロガーやアフィリエイターの重要な仕事は、広告主である企業の商品・サービスを実際に体験し、顧客体験を合理的・感情的価値として、記事に反映することです。この顧客体験価値は、ご自身でしか体感できない一次情報であり、これが記事に落とし込まれていれば、執筆自体は自分で行う必要はないのです。
ブログ・アフィリエイトの運営において、業務の効率化を図る上で肝要なことは、作業を「自分にしかできないこと」と、「誰にでもできること」とに区分することです。そして、誰にでもできることは外部の代行サービスに任せ、余剰となる時間と労力は、自分にしかできないことに注ぎ込むことができるでしょう。
コンテンツマーケティングやブログやアフィリエイト運営において、記事作成を外注化することの最大のメリットは、この「業務の効率化」なのです。
良質で大量の記事が入手できる
大抵の企業のオウンドメディアや、ブログ・アフィリエイトサイトは、検索からの自然流入が主な集客経路です。いかに良質なコンテンツであっても、サイトが検索順位の上位に表示されるためには、適切なSEO対策が必要です。
Googleでは独自に定めた、高品質なWEBサイトを評価する基準を設けており、同社ではこの評価基準に従って、WEBページの品質を評価し、検索結果に反映させています。Googleではこの評価基準を、「General Guidances」(品質評価基準)※3と称し、ガイドラインの中には、以下のような記述が見られます。
Highest quality pages are created to serve a beneficial purpose and achieve their purpose very well. The distinction between High and Highest is based on the quality and quantity of MC, as well as the level of reputation and E-A-T.
What makes a page Highest quality? In addition to the attributes of a High quality page, a Highest quality page must have at least one of the following characteristics:
和訳:最高品質のページは、(ユーザーにとって)有益な目的を提供し、その目的が十分に達成されるために作られている。サイトページを高い品質か、最高品質かを決定づける要素は、E-A-Tや外部からのサイト評価と同様に、メインコンテンツの質と量に基づいている。
では、何がサイトページを最高品質にするのか?付け加えるなら、高品質及び最高品質のページは、以下のような特性を、少なくとも1つは備えていなくてはならない。
● Very high level of Expertise, Authoritativeness, and Trustworthiness (E-A-T).
(非常に高いレベルの専門性、権威性、信頼性)
● A very satisfying amount of high or highest quality MC.
(十分な容量があり、非常に質の高いメインコンテンツ)
● Very positive website reputation for a website that is responsible for the MC on the page. Very positive reputation of the creator of the MC, if different from that of the website.
(そのメインコンテンツが掲載されているサイトの肯定的な評判。もし、WEBサイトとメインコンテンツの作者が異なる場合は、そのメインコンテンツの作者に対する評判)
この評価基準から読み取れるのは、Googleの検索エンジンからサイトが高評価を受けるためには、3つの特性のうち、少なくとも1つを満たす必要があり、その中には「メインコンテンツの十分な量と高い質」が求められているという事実です。
企業のオウンドメディアを起ち上げたばかりの頃や、ブログ・アフィリエイトサイトを10~20サイト程度、同時に運営する場合は、短い期間に数十記事を投稿することが、SEO対策上、求められます。記事の作成を外注化することにより、大量の記事を短期間で手に入れることが可能です。
また、記事作成代行サービスでは、一定のスキルを有するライターを所属させ、読みやすさや面白さを重視した記事を提供します。彼らは、SEOに関する知識も豊富で、検索結果の上位表示を狙った記事の執筆にも長けています。さらに、こうした代行サービスの中には、医療や法律、金融の専門家とも専属契約を結び、彼らに記事の監修を任せることで、しっかりとした事実に基づいた内容を担保している会社も存在します。
このように、記事の作成を外注化することによるメリットの2つ目は、短期間に良質な記事を大量に確保できるという点です。
※3「General Guidances」(品質評価基準)
https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf#page=26
記事作成を外注化するデメリット
あらゆる事象には長所と短所があり、その両面を見極めてこそ、物事は意図した方向へと回りだすものです。記事作成の外注化においてもしかりで、特筆するべきメリットがある反面、見過ごしにはできないデメリットも存在します。
外注費用が発生する
時間のかかる作業を他人の手を借りて処理する以上、当然、その分の工賃が発生します。企業のオウンドメディアの運営においては、コンテンツマーケティングの予算をどの程度見込めるか、そして、記事作成を外注に回した際の費用が予算内に収まるかは、Web担当者を悩ませる要因の1つです。
もっとも、事業を遂行する上で外注費が発生するのは、当たり前と言えばその通りであり、デメリットに数えるまでもないのかもしれません。しかしあえてデメリットとみなすのには、訳があるのです。というのも、担当者が予算額を気にするあまり、予算内で費用を賄えるサービスにこだわり過ぎて、記事の質を落としたり、記事本数を減らすなど、コンテンツそのものに影響を与える恐れがあるからです。成果が得られなければ、低く抑えた外注費用でさえ、無駄になってしまうことを忘れないでください。
このような事態を防ぐためには、コンテンツマーケティングの目的と、記事作成の外注化による効果を照らし合わせ、費用対効果をしっかり見定める必要があります。施策の目的を達成するために、どうしても特定の会社のサービスを希望するのであれば、予算を増額してもらうべく上席に具申するといったように、社内における何らかの働きかけが求められます。
あるいは、記事の執筆のみを依頼して、キーワード選定や記事の企画立案、記事の校正・校閲は社内で行うなど、業務を切り分けてその一部だけを外注する方法もあるでしょう。
一方、ブログ・アフィリエイトにおいても、記事作成の外注化の経費は少ないに越したことはありません。そもそも、記事の作成を外部の代行サービスに依頼する前に、月にいくら稼げるのか、ある程度の収入の見込みが必要です。外注費用が売上を上回るようでは、赤字を重ねた果てにブログ・アフィリエイト運営も行き詰ってしまうでしょう。
このようなことは企業経営の視点からすれば、至極当然のことかもしれません。
ただ、ブログ・アフィリエイトサイトの運営においては、メディアを起ち上げてからある程度の期間は、順当に収入を得られるとは限りません。「月にいくら稼いで、経費はこのくらい」と、大まかな算段ができれば問題はないのです。しかし、人によっては収益化までに要する時間も異なるため、月ごとに外注費用が発生するタイミングとのズレが、深刻なデメリットとなるのです。
記事作成代行サービスを選ぶ上でのポイント
ネットで「記事 外注」というキーワードで検索すると、数え切れないほどの代行会社が検索結果に表示されます。どの会社のサイトを覗いても、抱えるライターのレベルの高さや、実績の多さをアピールしていますが、果たしてどのサービスが、自社のオウンドメディアやブログ・アフィリエイト運営に相応しいのか、判断に迷う向きもおありでしょう。
そこでこの章では、実際に、記事作成代行サービスを選定する際、留意しておくべきポイントについて述べておきます。
具体的な成果物のイメージが共有できるか
コンテンツとしてのブログ記事には、実に様々な表現方法が存在します。硬質に論理仕立てした文章や、エッセイのように柔らかく感情に訴えかける文章など、テーマや文体によって、性質の異なる記事に仕上がるものです。
依頼するコンテンツが、自社の商材に関連したお役立ち的なものか、あるいは専門性のある技術色の濃い内容か。軽く読めるあっさりした内容か、それとも専門家が読んでも納得する硬質な文体かなど。ライターや記事作成代行サービスの渉外担当者との打ち合わせでは、できる限り、最終的に出来上がってくる成果物のイメージを、正確かつ具体的に相手に伝え、共有することが望まれます。そのためには、こちらが納得ゆくまで打ち合わせを重ねることできるか、事前に確認しておきましょう。
記事作成代行サービスの制作体制を確認しておく
これから仕事の依頼を検討している記事作成代行サービスが、どの程度の制作体制を整えているか、正確に把握するようにしてください。
代行会社には、クラウドソーシングを活用して、仕事の依頼元とライターとを結ぶ、プラットフォームのような役割を果たすサービスと、社内に専属のライターを抱え、さらに専任の担当者を付けて、納品するまでクライアントに寄り添うサービスとがあります。
前者であると、安価で大量の記事を手配することはできますが、記事の質はあまり期待できません。一方、後者であると、記事の質は担保されますが、記事単価は上がります。
どちらも一長一短と言えるかもしれませんが、あくまで自社のコンテンツマーケティング施策や、ブログ・アフィリエイトの状況に合わせて選択するようにしてください。
また、自社の扱う商材及び、ブログ・アフィリエイトサイトで貼る広告が、美容系のエステ商品、健康食品、医療器具などに関連するものであれば、クラウドソーシングを利用した記事作成代行サービスは、あまりお薦めできません。なぜなら、もし記事の内容に、事実に反するデータが使用されていたとしたら、取り返しがつかないからです。また、薬機法(旧薬事法)などの法律に抵触する表現が含まれていたとしたら、今後、どのようなトラブルに見舞われるか、計り知れません。
担当者の経験とコミュニケーション能力を見定める
記事作成代行サービスに案件を依頼しようと、初めて連絡を入れると、最初に応対するのは、その会社の営業担当者、あるいは渉外担当者です。実際にコンテンツの作成にあたるのは、ディレクターやライターなど、クリエイティブ関連の担当者ですが、クライアントと彼らとの橋渡し役を務めるのは、営業担当者(渉外担当者)の仕事になります。
記事作成を依頼する際、制作者のスキルはもちろんですが、営業担当者(渉外担当者)の持つ経験や実績、手腕によって、成果物の出来が左右されることもあるので、しっかりと見定めておくことをお薦めします。
そしてもう1つ、留意しておきたいことは、その営業担当者(渉外担当者)がどの程度、コミュニケーション能力を持っているかということです。ただ、コミュニケーション能力が高いといっても、別に饒舌である必要はないのです。依頼側の意向を汲んでくれる神経の細やかさと、頻繁に連絡を取ってくれるマメさが求められるのです。
これは案外重要な点で、営業担当者(渉外担当者)の中には、初顔合わせの席でこちらの依頼内容を聞いたのみで、あとはろくに連絡もよこさないことが多いのです。これは大抵、営業担当者(渉外担当者)が案件を抱え過ぎ、クリエイティブ側との連絡を怠るパターンです。このような場合、記事が仕上がってみると、こちらのイメージとかけ離れて、残念な結果に終わるケースが大半なので、注意が必要です。
まとめ:記事作成外注化のメリット・デメリットを踏まえ、自社に最適な代行サービスを選ぼう
今回は、企業のWEB担当者や、ブログ・アフィリエイトサイトを運営している方に向けて、記事作成を外注化するメリット・デメリット、記事を依頼する上で、どのような点に気を付けて記事代行サービスを選ぶべきか、について考察してみました。
コンテンツマーケティングや、ブログ・アフィリエイトの運営においては、良質なコンテンツ(記事)を継続して確保し、どのようにターゲットに届けるかが、何より重要な業務です。
記事作成を外注化することのメリットの一つは、良質かつ大量の記事を、短期間に手にすることができる点です。
また、「どのように届けるか」は、戦略に相当する部分です。コンテンツマーケティングにおいては、ペルソナ設定、購買行動プロセスの把握とカスタマージャーニーマップの作成、SEO対策、コンテンツ伝達チャネルの選定など、多岐に渡ります。また、ブログ・アフィリエイトであれば、記事の読者となるターゲット設定、読者の検索意図を汲み取るキーワード選定、サイトへの集客を促すSEO対策など、記事を執筆する以外にも、やるべきことはいくらでも派生します。
こうした状況ではまず、業務行程を自社やブロガー・アフィリエイター自身でしかできない作業と、誰にでもできる時間のかかる作業とに切り分けることが肝要です。この場合、後者の作業は「記事の作成」ということになるのですが、これを外部の代行会社に任せることで、作業の効率化を図ることができるのです。そしてこれが、記事作成を外注化するメリットの2つ目です。
反対にデメリットは、当たり前ですが、費用が発生することです。企業のオウンドメディア運営においては、当然、事前に予算が計上されます。担当者は、限られた予算内で費用を収めようとするあまり、記事の質を落としたり、必要な記事ボリュームを減らしてしまうなどの弊害が生じる恐れがあります。
ブログ・アフィリエイトにおいては、記事の作成を外部の代行サービスに依頼する前に、月にいくら稼げるのか、収益化の見込みが欠かせません。しかしブログ・アフィリエイトの運営に関しては、メディアを起ち上げた当初は、収入の見通しが立つまでに時間がかかるため、外注費用が発生するタイミングとのズレが、深刻なデメリットになってしまうのです。
記事作成代行サービスを選ぶには、幾つかのポイントがあります。
一口に記事といっても、表現方法や文体、語り口など、ターゲットとする読者によって内容は様々です。必ずしも、依頼側の意図する記事が仕上がってくるとは限りません。これを防ぐためには、依頼先の業者の担当者と入念に打ち合わせを重ね、最終的に出来上がる成果物のイメージを共有しておくことが求められます。
そしてそれを可能にするのが、一定のスキルを有するライターを揃え、営業担当者(渉外担当者)がクライアントに寄り添い、納品まで責任をもって管理する代行サービスです。
WITH TEAM 記事作成は、企業のオウンドメディアや、ブログ・アフィリエイト業務を強力にサポートするサービスをご提供しております。ホームページなどのコンテンツや記事作成、相互リンク代行、成果報酬型のSEO対策などをお請けしております。
厳しい基準をクリアしたライターが、常に50~60名在席しており、読みやすい記事やオリジナル記事を作成するための独自のマニュアルを備え、レベルの高い記事をお客様に提供しております。
担当TEAMがお客様のご要望を丁寧にヒアリングして、最適なライターを選びます。独自システムでお客様とのコミュニケーションを密に図り、ライターや校正スタッフとも連携し、良質な記事の作成を心掛けております。
お客様はメールで指示内容をお送り頂ければ、担当スタッフが最適なライターを厳選し、進行管理を徹底します。納期を厳守し、確実な納品をお約束します。ライター・校正者・担当TEAMがワンチームとなり、行程と作業の進捗を一括して管理し、依頼内容に忠実な記事をいち早くお届けできるよう、意識を共有しています。
ライターが執筆した記事は、弊社が開発した校正ツール「コピペリン」で厳しくチェックしています。これにより、疑わしい箇所が無くなるまで、校正を繰り返し、完全にオリジナルと判断された記事のみを納品させて頂いております。
記事作成及び相互リンクなどの単純作業は、是非、弊社にお任せください。WITH TEAM 記事作成を、お客様専属の外部の事務担当としてご活用頂き、お客様には、コンテンツマーケティングや、ブログ・アフィリエイト業務の本分である戦略に専念して頂いたいと考えております。
WITH TEAM 記事作成
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